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2016年度レポート


死亡原因の一位「がん」の予防と対策強化を目指して、
米沢賢司が座長を務める検討委員会が昨年8月より議論を進め、
予防や早期発見、質の高いがん医療の提供などを盛り込んだ条例を2月県議会に提案しました。


日本人の死因のトップを占める「がん」一昨年は死亡原因の約3割にあたる3,500万人もの人々が「がん」で亡くなっています。この病気を予防し、また罹患した場合いかに闘い向き合うことができるかは、健康長寿を目指す社会にとって最重要ともいえる課題です。

安心安全で健康な社会をめざし、米沢賢司が座長を務める「がん対策推進条例検討委員会」は、昨年8月より「早期発見」を柱に、質の高い医療の提供、患者や家族の立場に立った支援体制の整備、働く世代や小児への対策の充実など、様々な角度から検討を進めてきました。

そして今年2月の県議会定例会に議員提案条例として提出されました。

これにより、早期発見の普及啓発に並行して、拠点病院の機能強化や専門医師・看護師の育成などのがん治療の充実、緩和ケアや在宅医療などが推進され、生涯にわたって安心して暮らせる健康長寿社会の実現に向けて、一歩前進することになります。

推進すべき諸課題

世界を魅了する金沢はすぐそこに

昨年10月、石川県議会イタリア地方行政視察団の一員としてイタリアを訪問し、ミラノ万博や、その中で開催されている「伝統工芸ミラノスクエア」の状況を見るとともに、イタリアの各機関の政策や現状を見聞し、課題を聴取してきました。

特に最初に訪れたミラノでは、ミラノ国際博覧会が開催されていることもあって、歴史的建造物が美しく蘇り、新たなアート施設や斬新な建造物等と共に「伝統美と現代アートが共存し調和するまち」の魅力にあふれています。

このミラノの街を眺めながら、和洋の違いはあるものの、我が金沢とも相通じる「新旧調和」の魅力に気づかされました。

新幹線開業以来、外国人観光客が飛躍的に増えた金沢ですが、「日本を代表する歴史文化」「伝統工芸の宝庫」「極め付きの和食」とともに、「伝統と現代美の調和」も金沢の大きな魅力として発信すれば、世界を魅了する金沢になる日も近いのではないでしょうか。


9時間待ちの大盛況「石川の日」

万博会場内の日本館で行われた「石川の日」は、入館9時間待ちという人気で、芸妓の舞いや御陣所太鼓の披露、寿司・地酒の振る舞いなどに感嘆の声があがる反面、「イシカワ?」との質問も。


未来を世界に開く、石川の工芸

続いて訪れた日本の伝統工芸アンテナショップ「伝統工芸ミラノスクエア」では、石川の工芸品への評価や売れ行きを聞き取りし、九谷焼の食器類や漆器などの欧州市場での可能性を探りました。

漆器はまだ十分に浸透していませんが、九谷焼はレストランなどで徐々に受け入れられ、販路拡大が期待されます。

コスタ・クルーズ、金沢に期待

最近、金沢港への豪華クルーズ船入港が相次いでいますが、地中海クルーズの名門コスタ・クルーズでは、日本・アジアに強い関心を持ち、来年度は金沢港発着の定期周遊クルーズを十五本計画している模様で、今後の期待大です。

能登の里山・里海や県産食材も

この他、今回のイタリア視察では、国際連合食料農業機関(FAO)事務局を訪ね、佐渡と並び日本で初めて世界農業遺産に認定された「能登の里山・里海」の意義や認定経緯を尋ね、保全の重要性を認識したり、十年以上日本食を取り扱う会社「グルメライン」で、これからの県産食材輸出の可能性を探ったりと、慌しいスケジュールでしたが、今後に期待が膨らむ有意義な旅でした。

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